お通じが出ない日が続き、お腹が張ったり、腹痛を起こしたりすることはありませんか?
「便秘」は誰にでもよくあることなので見過ごされがちですが、放置してしまったがゆえに慢性化してしまうケースも少なくありません。
便秘が慢性化した状態は「便秘症」、立派な病気です。とくに高齢者、中でも認知症の方はお通じのトラブルが起こりやすいので注意しましょう。
便秘はお腹の不快感を招くだけでなく、精神状態に影響を及ぼして認知症の症状を悪化させることもあります。甘く見てはいけません。
今回は、認知症と便秘の関係について、詳しく見てみましょう。認知症の方が便秘になりやすい原因を深掘りしながら、予防・対策のポイントについてご紹介していきます。日々の健康管理のひとつとして、お通じの状態に注目してみませんか?
そもそも「便秘」ってどんな状態?
まずは、「便秘」がどのような状態なのか見てみましょう。便秘の定義やリスクについて、ご紹介します。
便秘の定義
「便秘」とは一般的に、3日以上お通じがなかったり、便の硬さや形状が変化したり、排便に困難を伴う状態を指します。
しかし、排便については個人差が大きいため、一概に「◯日出ないから便秘だ」と言い切れるものではありません。
『慢性便秘症診療ガイドライン2017』では、便秘について「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。
つまり、毎日排便が無いことや何日便が出ないということが問題なのではなく、“快適に過ごせているかどうか” が重要な判断ポイントとなるのです。
たとえ排便が4日に1度のリズムであっても、健康上に気になるところがなければ問題はありませんし、反対に、毎日排便があっても残便感や膨満感(お腹が張る感覚)といったお腹の不快感が続くようであれば、それは便秘の状態であるといえるのです。
介護者は、ご本人のお通じの状態を把握するとともに、日常生活に問題が生じていないかもよく観察するようにしましょう。
便秘は様々なリスクを引き起こす
このような便秘の状態が長期化すると、様々な健康上のリスクが発生します。代表的なものを4つ見てみましょう。
腹痛や膨満感が起こる
便秘によって便が蓄積すると腸内の圧力が高まるため、腹部に痛みや不快感を感じたり、膨満感(お腹が張って苦しい状態)が現れたりすることがあります。不快なだけでなく、食事量にも影響を及ぼすため注意が必要です。
体内毒素が蓄積する
便秘によって排便が滞ると、腸内に蓄積した老廃物や有害物質が体内に吸収されるリスクが高まります。これにより、体内毒素の蓄積が起こり、全身の不調や免疫機能の低下など、健康問題が生じる可能性があります。
高齢者は、ささいな変化にも敏感に反応して体調を崩してしまいがち。とくに認知症の方はその影響が出やすいので、見逃さないように気をつけましょう。
肛門の痛みや裂傷が発生する
硬くなった便を強く押し出そうとすると、肛門や直腸の組織に負担がかかり、肛門の痛みや裂傷が生じやすくなります。また、便を強く押し出すことで痔の発症や悪化を引き起こすことも。
椅子に座る、歩くといった日常動作の妨げになるだけでなく、痛みによって排便の際に踏ん張る力をかけづらくなり、さらなる便秘の状態を招く悪循環に陥りやすくなります。
腸閉塞につながる恐れも
便秘が慢性化すると、便が腸内に詰まって通過できなくなる「腸閉塞」を引き起こすことがあります。腸閉塞に至るまで便秘が酷くなるのは稀ですが、非常に重篤な状態なので、手術が必要なケースも少なくありません。
激しい腹痛や嘔吐など腸閉塞の疑いがある場合は、早急に医療専門家に相談し、適切な検査と治療を受けましょう。
便秘の種類とその特徴
続いて、便秘の種類について見てみましょう。便秘は「機能性便秘」と「器質性便秘」の主に2種類に分けられます。
機能性便秘
機能性便秘は、大腸の機能不全によって起こる排便困難です。主に、生活習慣や、ストレスによる自律神経の乱れが原因となっています。
機能性便秘は、さらに「弛緩性便秘・痙攣性便秘・直腸性便秘」の3つに分けられ、一般的に便秘と呼ばれているものは、この3つのどれかに該当する場合がほとんどです。
● 弛緩性便秘
弛緩性便秘は、腸の筋肉や神経の働きが弱まることによって、腸の蠕動運動が減少し、便の移動が滞ることで起こります。活動量が減り、座りっぱなしになりやすい高齢者はとくに要注意。
便が蓄積して硬くなるため、排便回数の減少や便の硬さ、排便に時間がかかる、腹部の膨満感や不快感といった症状が出やすくなります。
● 痙攣性便秘
痙攣性便秘は、腸の筋肉の過剰な収縮により、便の移動が円滑に行われなくなっている状態です。排便回数が減少し、便の硬さや形状に変化が生じるため、排便時の痛みや苦痛を伴うことがあります。
大腸の働きを調節する自律神経がバランスを崩すことによって起こるため、ストレスなどの影響が大きいとされています。
● 直腸性便秘
直腸性便秘は、直腸の感受性が低下して、便が蓄積されることで起こる便秘の一種です。
通常、便が直腸に到達すると、直腸周りにある感覚神経が刺激され、排便を促す信号が脳に送られます。しかし、直腸性便秘ではこの感覚神経の機能が低下し、便意を感じにくくなるため、排便に至らず便が滞ってしまうのです。
原因はいくつかありますが、便意を我慢することが多い人や、浣腸や下剤を日常的に使用している人は要注意。「便が直腸に到達する→直腸が刺激される→排便する」のシステムが崩れると、次第に便意が感じられなくなり、便秘が慢性化していきます。
器質性便秘
大腸の機能不全によって起こる「機能性便秘」に対して、「器質性便秘」は、大腸や肛門などの排便に関わる器官に異常があることで起こる便秘を指します。
腸の動きをコントロールする神経系の異常や腸の形状や位置の異常、腸の病気など、その原因は様々です。一般的な生活改善策では改善が見込めないため、医療機関の受診が必要となります。
認知症の高齢者が便秘になりやすい5つの理由
さて、ここまで便秘についての基礎知識を見てきました。「ただの便秘」と思っていても、身体への影響は計り知れません。とくに認知症の高齢者は便秘になりやすい条件が揃っているため、特段の注意が必要です。
ここからは、その主な理由を5つにまとめてご紹介します。
① 食事量・水分量が減るから
認知症の方が便秘になりやすい原因として、食事量や水分量が十分にとりづらい点が挙げられます。
便は食事の残りカスと水分などからできているため、食事量や水分量の不足は便の減少に直結します。便が少ないと腸の動き(蠕動運動)が弱まるため、便の運搬がスムーズにいかず、便秘になります。
高齢者は、身体の保水力が低下しているため、便秘になりやすい傾向にありますが、認知症の方は更にリスク大。認知症の進行によって、食事量と水分量が不十分になりがちなので、とくに注意が必要です。
高齢者の水分不足について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
② トイレに行きづらくなるから
認知症の進行に伴い、トイレの場所がわからなくなったり、介助が必要になったりすると、トイレに行くまで時間がかかるようになります。すると、どうしても排便のタイミングを逃しがちに。
このように、便が直腸まで到達しているのに排便されないことが繰り返されると、次第に便意を感じられなくなる「直腸性便秘」に移行しやすくなります。
トイレ介助においては、身体的な要因だけでなく、恥ずかしさや恐怖心、介護者への遠慮といった心理的な要因も複雑に絡み合うため、なかなかスムーズにいかないかもしれません。
「いかにして排便のタイミングを逃さずトイレへ行くことができるか」、これは便秘の予防において重要なポイントになるでしょう。
③ 便意を感じにくくなるから
認知症が進行すると、自身の体調や感覚を適切に理解する能力が低下します。便意を感じてもそれを正しく認識できず、トイレに行くタイミングを逃すことがあるため、繰り返しているうちに便秘が慢性化していきます。
また、認知症は便意そのものを感じる神経系の機能低下にも関与することも。これらが組み合わさることで、便意を感じることなく便が蓄積されていき、便秘につながります。
④ 自律神経が乱れるから
認知症の進行によって、自律神経が乱れることも便秘を引き起こす原因のひとつ。
自律神経は、心拍数や血圧、体温、代謝など、私たちが生きていくうえで欠かせない生命活動を維持する働きを担っていますが、消化や排便なども、まさにその一部なのです。
認知症のなかでも、とくにレビー小体型認知症では自律神経が障害されることにより排便に必要な腸の動き(蠕動運動)も低下するので、便秘になりやすいといわれています。
そもそも胃腸の働きは、副交感神経が優位な状態になったときに活発になるため、リラックスした状態であることが重要です。
しかし、認知症の方は不安や焦りなどから日常的にストレスや不安を抱えがち。これらの精神的な要因も自律神経の働きに影響を及ぼすため、他のタイプの認知症でも便秘になりやすい傾向にあるのです。
⑤ 治療薬が影響している場合も
認知症の方が便秘になりやすい原因として、認知症の治療薬が影響しているケースも少なくありません。とくに、認知症の方で服用されていることの多い抗うつ薬やパーキンソン病の薬などは便秘を引き起こしやすいとされています。
また、何種類かのおくすりを内服しているときは、思わぬ副作用が出る場合もあり、お腹の調子に影響することも。とくに、高齢者は小さな刺激にも影響を受けやすいため、副作用として便秘が挙げられているもの以外にも注意を払いましょう。
おくすりが便秘に関わっているかどうかは、なかなか判断しづらいものです。気になることがあるときは、すみやかに医療機関を受診すること、そして、普段から自宅で薬の服用状況と体調を常にチェックすることが重要です。
便秘が認知症の症状に及ぼす影響とは?
ここからは、便秘が認知症にどのように影響するのか、詳しく見てみましょう。
脳の疾患である認知症と、便秘。両者の関連性はあまり想像できないかもしれませんが、実は便秘はお腹だけにとどまらず、精神面にも影響を及ぼすことがあるのです。
今回は、精神的な面と身体的な面、両者の関連性にフォーカスしながら詳しくご紹介します。
便秘によって認知症の「行動・心理症状(BPSD)」が悪化する
便秘は身体的な不快感だけでなく、精神的なストレスも生み出すため、侮れません。
これは、単に「お腹がスッキリしない」や「腹痛がある」など感覚的な部分が原因となっているだけではなく、腸内環境の悪化によって「セロトニン」や「ドーパミン」といった精神を安定的に保つホルモンの分泌が乱れることも影響しています。
興奮状態や焦燥感、イライラは、認知症の「行動・心理症状(BPSD)」を悪化させる要因になります。対策をとることで改善が期待できるものですので、便秘によるストレスを最小限にとどめるよう、対策していきましょう。
「腸は第二の脳」といわれることも!
腸は、神経細胞がとても多い臓器です。その数は、脳に次ぐ多さで、約1億個。腸はこの神経細胞のおかげで、脳からの指令がなくとも独立した働きをしています。
そんな腸と脳の橋渡しをするのが、自律神経です。自律神経は、ストレスや疲れなど精神面からの影響を受けやすいため、必然的に腸にもその影響が及びます。精神的な不調が、便秘や下痢、胃腸の痛みを始めとする「お腹の不調」として現れることはよく知られていますよね。
まさに、腸と脳は切っても切り離せない関係です。両者がうまく働くために、両者のケアが重要です。
便秘が「廃用症候群」を招く
便秘で腸内に便がたくさん詰まっていると、新しい食べ物を腸に送り込むことができません。
食事量が減れば、身体が必要とするエネルギーや栄養素が不足するので、結果として、身体機能が低下して日常生活動作が困難になる「廃用症候群」を招く可能性があります。また、栄養状態の悪化は免疫力の低下につながり、さらなる不調を招くことも。
認知症の方にとって、不活発な生活は認知機能の低下を加速させる要因になります。最初は「お通じがない」という小さな異変かもしれませんが、慢性化すると廃用症候群につながるので、十分注意しましょう。
悪循環に陥り、認知症の症状が悪化する可能性も
以上のように、便秘は認知症の「行動・心理症状」を悪化させたり、「廃用症候群」を招いて認知症自体を進行させたりする原因となります。
便秘が認知症の症状を悪化させ、それがさらなる便秘を引き起こす…… このような悪循環に陥ると抜け出すことが難しくなりますので、症状が軽いうちに対策をとりましょう。
便秘の予防と解消のポイントをご紹介
ここからは、そんな便秘を予防・解消させるための、6つのポイントをピックアップしてご紹介します。認知症の方にとっては、介護者のサポートが必要不可欠。どれも継続的に取り組むことが重要なので、ぜひ習慣化させましょう。
生活リズムを整える
便秘改善の基本は、何といっても、生活リズムを整えることです。
食事時間や睡眠時間、排便の時間など、一日の生活リズムを規則正しくすることで自律神経が整い、それが腸の動きをスムーズにすることにつながります。
とくに、朝食後の排便を習慣化することは重要です。最初はなかなかお通じにつながらないかもしれませんが、「毎日同じ時間に朝食をとり、トイレに行ってみる」を続けてみましょう。
規則正しい生活リズムで過ごすことは、認知症の症状を緩和することにも繋がり、一石二鳥です。
便意をもよおしたらなるべく早くトイレに行く
便秘の予防・改善で重要なことは、便意を感じたら、できるだけ早くトイレに行く習慣です。
ここまで何度か触れてきましたが、便意を我慢することで腸が便を保持する習慣を身につけてしまい、それが慢性的な便秘に繋がる可能性があります。
認知症の方は便意を感じにくいことがありますが、定期的にトイレに行く時間を設けるなどして、排便の機会を確保しましょう。便座に座ったときに、仙骨部分を軽くさすって刺激を与え、便意を促すのも有効です。
正しい排便姿勢をとる
正しい排便時の姿勢も便秘解消に非常に効果的。特に腰を前に倒し、膝を胸より高くする姿勢(いわゆる「しゃがみ込み」姿勢)は、腸内の圧力を上げ、便の通り道をスムーズにすることで排便を促します。
かつて、和式のトイレではその排便姿勢をとることが可能でしたが、現在一般化した洋式のトイレでも、足元に高めの台を設置することで同じような効果が期待できます。
トイレで行う「手伸ばしストレッチ」で排便を促そう!
腸を刺激するために、腹部を上下に伸ばすストレッチを取り入れるのも有効です。足元は排便の姿勢をとりながら、両手のひらを合わせて頭の上の方へ高く伸ばしてみましょう。5秒ほど伸ばすことを2〜3回繰り返すと、腸が刺激されてスムーズに排便できます。
通常の食事をとる
食事の内容も便秘に大きな影響を与えます。とくに、便秘を予防・解消するためには「通常食」と呼ばれる “ふつうの食事” をとることが重要です。
例えば、同じお茶碗1杯であっても、おかゆになるとお米の量は減ります。お米の量が減ると摂取できる食物繊維が減りますので、便量が減少して便秘を引き起こしやすくなります。
さらに、食事中にしっかり噛むことで、脳に「食べ物を食べている」という刺激が伝わり、消化・吸収の働きが促されて、スムーズな排便につながります。
ふつうの食事を続けていくためには、嚥下力(飲み込む力)と咀嚼力(噛む力)が必要です。できるだけ長くこれらの機能を保てるよう、食事時間に余裕をもたせる、食事の前には口腔体操を行うなど、日頃から心がけましょう。
※口腔体操・・・唇や舌、口周りの筋肉などを意識的に動かす運動。咀嚼や嚥下機能の維持に役立ちます。
水分をしっかりとる
生命を維持するために必要不可欠な水分。水分が不足すると便が硬くなり、排便が困難になるため、便秘解消のためにも十分な水分補給は欠かせません。
しかし、年を重ねて体内の水分を保持する力が弱くなったり、認知症の進行によって喉の乾きを察知するセンサーが衰えたりすると、十分な水分を取りづらくなります。「のどが乾いたら、飲む」のではなく、のどの渇きを感じる前に意識的に水分を摂取するようにしましょう。
65歳以上の方の1日必要量の目安は、だいたい1L〜1.5L。水でなくても大丈夫ですので、飲みやすいお茶などを見つけて、こまめに摂取することを促しましょう。
身体を動かす
適度な運動は腸の動きを活発にするため、便通改善に有効です。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から始めてみましょう。
とくに、股関節を大きく動かす運動は腸を刺激するため、便秘解消に効果的です。激しい運動が難しい方は、椅子に座った状態でゆっくりと足踏みしてみましょう。テーブルに手を添えて、足を大きく上げ下げするのもいいですね。
一方、認知症の進行により運動するのが難しい寝たきりの方は、お腹周りを優しくマッサージするだけでも腸の動きを促すことができます。
腸の位置に手を添えて、軽く「の」の字を書くようにさすってみましょう。背中側の腸骨(腰骨)の上に圧をかけるようにマッサージするのも効果的です。
困ったときは「便秘薬」に頼るのも手!
ここまで、便秘を予防・解消するためのポイントをご紹介してきましたが、どうしても改善が難しい場合は、便秘薬に頼るのもひとつの方法です。
便秘が続いてしまうと、認知症の悪化による生活の質(QOL)の低下だけでなく、様々な健康問題を引き起こしかねません。日常生活の見直しや食事療法、適度な運動などによる改善策を試したものの便秘が改善しない場合は、便秘薬を使用して快適に過ごすのも手です。
便秘薬には大きく分けて、便を柔らかくする「整腸薬」、腸の動きを活発にする「刺激性下剤」、水分を腸内に引き込んで便を柔らかくする「浸透圧性下剤」などがあります。
「便秘薬に頼るとクセになってしまうのでは?」といった不安の声が聞かれることもありますが、長期的に使用しても問題のない便秘薬もあります。それぞれの薬の特性や副作用について医師や薬剤師と相談し、メリットを確認してみましょう。
まとめ
スムーズな排便ができずに、日常生活に支障をきたす「便秘」。誰にでもよくあることですが、認知症の方にとっては症状を悪化させたり、病気自体を進行させたりする要因になるため、見過ごせない問題です。
とくに、食事量の減少や、タイミングよくトイレに行くことの難しさ、便意の感じにくさ、自律神経の乱れ、治療薬の副作用などなど、認知症の方は便秘になりやすい条件が揃いがち。対策を行う際には、全体的な視点からのアプローチが重要となります。
まずは、生活リズムを整え、十分な食事・水分の摂取と適度な運動を心がけましょう。適切な排便姿勢やマッサージといった対策も有効です。そして、そのうえで症状が改善しない場合は、便秘薬を取り入れて快適に生活することを目指すのもおすすめです。
便秘は健康の維持だけでなく、認知症ケアにも直結する大切なテーマ。ぜひ日々の体調管理の項目のひとつとして、注目してみてください。
【参考資料】
● 眞部 紀明・春間 賢 日本内科学会雑誌109巻2号 『慢性便秘症診療ガイドライン2017』
● LSI札幌クリニック 『便秘はなぜからだに悪いのか?』
● 日本歯科医師会 『オーラルフレイル対策のための口腔体操』