認知症の高齢者は水分不足に要注意!1日の必要量と効果的な水分補給のポイントを解説

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認知症高齢者は水分不足に陥りやすいので要注意。水分不足によって起こる「せん妄」と認知症は症状が似ていることから、身体からのサインが見過ごされがちです。今回は水分不足の原因と対策、補給のポイントを詳しくご紹介します。

  • 「なんだか急に認知症が悪化した」
  • 「最近ぼーっとしていることが増えた」

このように感じることはありませんか? その症状、もしかすると認知症の悪化ではなく「水分不足」が関係しているかもしれません。

水分が極度に不足した状態は “脱水” とよばれ、命の危険があることは有名ですよね。

脱水は軽度であっても「ぼんやりする」「イライラする」「疲れやすい」といった「なんとなく不調」を招きます。ひどくなると幻覚や妄想が起こる「せん妄」状態になり、認知症のような症状が起こることも。

とくに認知症の方はもともとの症状と区別がつきにくいので、水分不足のサインが見逃されがちです。「認知症が悪化した!」と思ったら、実は水分不足による「せん妄」だったというケースもあるので注意しましょう。

今回は認知症高齢者の「水分不足」について詳しく見てみましょう。1日に必要な水分量や対応のポイントなどもご紹介します。

目次

高齢者は水分不足になりやすい! その理由とは?

私たちの身体はおよそ60%が水分でできていますが、年齢を重ねるごとに水分量が減っていくのをご存知ですか?

高齢者はその比率が50%にまで減少するといわれており、小さな変化にも影響を受けやすくなります。なぜ水分量が減るのでしょうか。その理由を順番に見てみましょう。

① 筋肉が減少するから

1つめに、筋肉の減少が関係しています。筋肉は多くの水分を蓄えており、その保水率は75〜80%。脂肪が20%程度なのに比べて圧倒的です。

筋肉は25〜30歳頃から徐々に減り始めますが、55歳以降はその傾向がとくに顕著。20歳の筋肉量を基準に考えると、70歳頃には男女ともに30%も低下しているそうです。

筋肉の減少は保水力の低下に直結しているので、高齢者はそもそも体内の水分量が少なくなりがちなのです。

② 腎機能が低下するから

腎臓の機能低下とともに、尿の濃縮力が弱まって尿が薄くなりやすい高齢者。老廃物を排泄するためにより多くの尿が必要となり、体内の水分が失われやすくなります。

高齢者に多い “頻尿のお悩み” も、これが原因の1つともいわれています。

③ 喉の渇きを自覚しづらいから

3つめの原因は、視床下部にある「口渇中枢」の機能低下です。年齢とともに口渇中枢が衰えると、実際には水分が必要な状態であっても実感しづらくなります。

高齢者の場合は「喉が渇いていない=水分が足りている」ではないことを確認しておきましょう。

④ 水分摂取量自体が少なくなるから

続いて4つめの原因は、水分摂取量自体が減少していることが関係しています。

高齢者は身体機能の低下とともにトイレに行く負担が大きくなるため、トレイの回数を減らすために飲み物を控えがちに。とくにトイレ介助を必要とする認知症の方は、家族や施設職員に迷惑をかけたくない思いからその傾向が強くなりやすく、注意が必要です。

⑤ 食事量が減るから

原因の5つめは、食事量の減少です。高齢になると食事量が減るため、食べ物から摂取できる水分が不足しやすくなります。みそ汁やスープを毎回取り入れるなど、食事の献立に考慮して水分不足を防ぎましょう。

⑥ 薬が影響している場合も

水分不足に陥りやすい原因として、薬が影響している場合もあります。

たとえば、多くの高齢者が内服している血圧を下げる降圧薬。種類によっては利尿作用があるので、主治医に確認してみましょう。薬を控えることは難しいので、水分をいつも以上に意識するのが重要です。

認知症は特に「水分不足」に注意が必要です

衣類での調節が不十分になる

認知症の方が水分不足になりやすい理由の1つに、「厚着のしすぎ」が挙げられます。

真夏なのに厚手の長袖を着たり、室内が十分に暖かいにも関わらずニットやジャンパーを着込んだりしている認知症の方を見かけたことはありませんか?

認知症になると自律神経に障害が起こり、暑さを感じづらくなります。とくにレビー小体型認知症ではその傾向が強く、「寒がりになりやすい」といわれることも。

くわえて認知症の中核障害である「見当識障害」が起こると今の季節がわからなくなり、気温に合わせた服装を選ぶのが難しくなります。厚着は脱水になりやすいので、介護者は適切な服装を促すほか、水分補給もいつも以上に注意しましょう。

水を飲む概念が失われる

認知症が進行すると、中核症状の1つである「失行」が起こります。「失行」は運動機能には問題がないにも関わらず、今まで行っていた動作がわからなくなる症状です。

「水を飲む」動作もその1つ。目の前にコップが置かれてもどうやって飲んだらいいのかわからないため、必然的に水分量が不足します。

コップを渡すだけでなく、飲む真似をしたり、口元にコップを近づけるなどして飲むところまでを見守りましょう。

水分摂取を拒否する

認知症の方に多い「介護拒否」。これは様々な要因が重なって起こりますが、水分補給に関しては「喉が渇いていない(渇きを感じていない)」ことにくわえ、失認によって水を水だと認識できなくなっている可能性も考えられます。

このような状況での無理強いは、さらなる拒否につながります。ご本人に寄り添ったサポートを心がけましょう。

嚥下障害を合併している場合も

認知症の原因となる疾患の中には、嚥下障害を合併しているケースも多くあります。とくに脳血管性認知症やレビー小体型認知症は、心身機能に障害をきたすことが多いので、飲み込む動作が不自由になる場合が少なくありません。

むせ込みへの恐怖心から水分を拒否しがちになるので、とろみをつけるなどして飲み込みやすいよう工夫しましょう。

水分が不足すると、どうなる?

では、脱水のリスクとは具体的にどのようなものでしょうか。一般的に、脱水の度合いによって以下のような症状が現れるといわれています。

1~2% 喉の渇き・尿量減少・めまい・ぼんやりする・興奮する・イライラする
4%   吐き気・疲労・眠気・感情鈍麻・脱力
6%   頭痛・体温上昇・ふらつき・四肢の震え
8%   幻覚・精神錯乱・言語不明瞭・呼吸困難
10%  筋けいれん・循環不全・腎不全・失神
20%  生命の危機

日本スポーツ協会 『第5章スポーツと栄養』

ご覧のとおり、軽度の脱水症状は高齢者の「なんとなく不調」としてよくあるものばかり。「イライラする」「眠気」など、一見水分とは関係がなさそうなものもあるので、脱水のサインを見落としがちです。

また、活動量が多い日中に水分をしっかり摂らないと、時間が経つにつれて脱水のリスクが高まります。とくに夕方以降は要注意。認知症によくみられる「夕暮れ症候群」と相まって、症状が出やすくなります。

それでは、とくに注意したい症状を細かく見てみましょう。

【せん妄】が起こる

体内の水分が不足すると、電解質のバランスが崩れて脳の神経細胞の活動が妨げられます。これにより、ぼんやりする・無気力になる・妄想や幻覚といった「せん妄」が起こりやすくなります。

せん妄状態になると、なおさら適切な水分補給が難しくなり、負のスパイラルが生まれます。「あれ?なんだかいつもよりぼーっとしているな」「イライラして落ち着きがないな」と感じたら、病気の可能性とあわせて水分不足の可能性も視野に入れましょう。

また、せん妄は認知症の症状と見分けにくいので、とくに見過ごされがちです。両者は全くの別物ですが、せん妄状態を長く放置していると認知症の発症や進行につながるといった先行研究もあり、決して看過できるものではありません。

ワンポイント!

「せん妄」は認知症の症状と似ているため「水分が足りないと認知症になる」「認知症は水を飲ませると治る」と誤解されることがあります。

しかし、「認知症」と「せん妄」は全くの別物であり、水分をとったからといって認知症が治るわけではありません。過剰な水分が逆効果になることもあるので、混同しないようにしましょう。

認知症のせん妄については以下の記事で詳しく解説しています。

【疲れやすく】なる

水分が不足すると血液がドロドロ状態になり、血流が悪くなって疲れやすくなります。疲れやすさが原因で活動量が減ると全身の血流が悪くなったり、使わない筋肉が衰える「廃用症候群」を招いたりするので要注意。

早め早めの対処が効果的なので、「今日はいつもよりも疲れやすい」「なんとなく具合が悪そうだな」と感じたら脱水を疑ってみましょう。とくに、認知症の方は表情が乏しくなる・ウトウトするといった症状を見逃さないのが重要です。

【転倒リスク】が高まる

高齢者の暮らしの中で、とくに注意したい転倒。歳を重ねるごとに身体能力が低下して転びやすくなるうえ、骨密度も低くなるので骨折しやすい状態になります。

くわえて、脱水で歩行が不安定になれば転倒の危険性は急上昇。たった一度の転倒で寝たきりになることもあるので、あなどれません。転倒予防のためにも、脱水状態にならないよう注意しましょう。

【便秘】になる

水分不足が便秘を引き起こすのは有名ですよね。高齢者はもともと便を押し出す力や腸の働き自体が低下しているので、さらに便秘が起こりやすくなります。

腹痛や腹部膨満感(お腹が張る感覚)に悩まされると食欲がわかず、食事から得られる水分も減ってさらに便秘が悪化します。自力で排便できなくなる「排便困難」に陥る前に、負のサイクルを断ち切りましょう。

また、便秘を促す薬によって便がゆるくなり、通常よりも多くの水分が失われやすくなります。便秘薬を使わなくて済むのが理想ですが、もし使用する場合は意識的に水分補給をしましょう。

【脳梗塞・心筋梗塞のリスク】が高まる

血管が詰まることによって起こる脳梗塞や心筋梗塞。血液中の脂質や血糖が多い「ドロドロ血」が原因ですが、ここに水分不足が加わると、さらに血液を濃縮させてしまいます。

高齢者は血管も細くなっているので、とくに注意したいところ。日々の生活習慣を整えることにくわえ、水分をしっかりとって予防しましょう。

1日に必要な水分量の目安は?

ここからは、実際に必要な量と摂取の注意ポイントをご紹介します。まずは水分の出入りを確認しましょう。

【入ってくる水分】
 ・直接飲む
 ・食事でとる
 ・代謝で得られる「代謝水」

【出ていく水分】
 ・尿や便
 ・汗
 ・皮膚や呼気から失われる「不感蒸泄」

1L〜1.5Lを目安に摂取しましょう

1日に必要な水分量は【排泄(尿・便)+ 不感蒸泄 ー 代謝水】で考えますが、以下の簡易式に当てはめることで簡単に割り出せます。「年齢別必要水分量」を参考にしながら、以下の計算式に当てはめてみましょう。

体重(kg)✕ 年齢別必要水分量(ml)= 必要水分量(ml)

【年齢別必要水分量の目安】
25歳~54歳・・・35ml/kg
55歳~64歳・・・30ml/kg
65歳~ ・・・・・25ml/kg

株式会社明治 『経管栄養の基礎シリーズ①』

例えば80歳(体重50kg)の高齢者が1日に必要とする水分量は、【体重50(kg)✕ 必要水分量 25(ml)= 1250(ml)】となります。

こちらは食事から得られる量を抜いた「直接飲む分」です。湯呑みの容量をだいたい150mlと考えると、最低でも8杯以上。食事やおやつ以外の時間でも、意識的に水分をとる必要があることがわかりますね。

体重によっても変わりますが、65歳以上の方はだいたい1L〜1.5Lを目安にしましょう。

ただし、こちらはあくまで目安。認知症による徘徊など活動量が多ければ必要な量は増えますし、体質や疾患、飲んでいる薬によっても変わります。介護者はご本人が元気で居られる量を目指してサポートしていきましょう。

冬場も意識的な水分補給が大切です

高齢者の熱中症リスクが叫ばれる昨今、夏場は気をつけている方も多いですよね。しかし、実は冬場も脱水のリスクが高いのをご存知ですか?

冬場は空気が乾燥していることにくわえて、暖房の使用により室内の湿度が低くなりがち。室温も高めに設定されている場合が多いので、意外と体内から水分が失われていきます。

夏場のように水分を意識しないことから摂取量も減るので、「寒い時期は大丈夫」と思わず意識的に水分をとりましょう。

下痢や嘔吐のあとは多めに

嘔吐・下痢のあとは、とりわけ脱水に要注意。水分とともに胃液・腸液に含まれる塩分やカリウムなども失われるので、電解質のバランスが崩れてさらなる体調不良を招きがちです。

水分摂取には、電解質がバランスよく含まれた経口補水液を取り入れましょう。

とくに、下痢がひどいときは腸の機能も低下しているため、水分がスムーズに吸収されません。このようなときは一気にゴクゴク飲まず、こまめな補給でゆっくり状態を戻していきましょう。

過剰摂取には要注意!

「水分補給が大切!」とはいえ、過剰な摂取は逆効果。水分をとりすぎると心臓や肝臓に負担がかかったり、血液中の塩分濃度が低下して「低ナトリウム血症」を発症したりします。

「低ナトリウム血症」の主な症状はめまいや頭痛、下痢などですが、悪化すると嘔吐や意識障害、呼吸困難などを経て死に至る場合もあります。1日の目安量の2倍、3Lを限度にし、とりすぎないよう注意しましょう。

また高齢者の場合、水分過多はトイレの回数が増えて失禁にもつながります。ご本人と介護者、両方の負担が大きくなるので注意しましょう。とくに認知症の方の場合は飲みすぎてしまうこともあるので、介護者による摂取量の把握が大切です。

水分補給は「お茶」でもOK!

基本的に水分摂取は「お茶」でも大丈夫。ご本人の飲みやすいものを用意し、無理なく促しましょう。

ただし、お茶の中には「カフェイン」や「カリウム」の多いものがあるので要注意。それぞれおすすめのお茶とともに詳しく見てみましょう。

「カフェイン」に気をつける

緑茶や紅茶、コーヒーなどに多く含まれる「カフェイン」は、中枢神経系を刺激します。健康な成人でも過剰に摂取すると心臓がドキドキしたり、めまいや震え、下痢、吐き気などの副作用がでたりすることがありますよね。

内臓機能が低下している高齢者は、カフェインを分解して排出する力も衰えているので、とくに影響を受けやすくなります。

夜間の不眠や頻尿、落ち着きのなさに繋がるので、カフェインの多いお茶はお昼頃までにし、飲みすぎないようにしましょう。カフェインが少ないほうじ茶や番茶、ノンカフェインの麦茶やそば茶などに変更するのもおすすめです。

【カフェインが少ない/ないお茶】 ほうじ茶・番茶・麦茶・そば茶・ルイボスティーなど

「カリウム」に気をつける

お茶に含まれている「カリウム」も注意したい成分です。カリウムは浸透圧を調節しているミネラルの一種。腎臓での塩分の再吸収を抑え、余分な水分と一緒に尿として排出するのを促す働きがあるため、飲みすぎるとトイレが近くなります。

腎機能が低下している高齢者はとくに影響が強く出やすいうえ、頻回なトイレ通いが負担になります。カフェインとの兼ね合いも難しいところではありますが、カリウムが多く含まれているお茶(玉露など)は飲みすぎないよう注意しましょう。

とくに腎不全の方はカリウムがうまく排出されないので、「高カリウム血症」が心配されます。人工透析を行っている方は主治医の指示に従いましょう。

【カリウムが少ないお茶】麦茶・玄米茶・紅茶・ウーロン茶など

認知症の方にも効果的! 「水分補給」のポイント5つをご紹介

最後は水分補給のポイントを5つご紹介します。認知症の方はとくに飲み物が進みづらいので、効率よく摂取できるよう上手にサポートしましょう。

1. 「ちょこちょこ飲み」でこまめに補給

身体が一度に吸収できる水分は、だいたい200〜250ml。一度に多く飲むよりこまめに飲む方が効果的なので、食事の他にもお茶の時間を設けましょう。

とくに、起床時と入浴の前後、就寝前の水分補給は必須。意外と見落とされがちな排便後も、コップ1杯の水分をとっておくと安心です。

2. 自然な声掛けでスムーズに誘導

「お茶を飲んでくださいね」と伝えただけではなかなか手が進まない認知症の方には、「お茶の時間にしませんか?」「一緒に飲みましょう」といった形で誘ってみましょう。

コップを渡されただけではどうしていいのかわからない場合もあるので、実際に飲んで見せるのも有効です。不穏や介護拒否を避けるためにも、あくまで自然な声掛けを目指しましょう。

3. 飲んだ量を把握しやすい工夫を

水分を促すのは1日を通して必要なので、回数が多い分、介護者の負担も大きくなります。

認知症の方は飲まなかったり飲みすぎたりといったことも起こりやすいので、過不足を把握しやすいようピッチャーや水筒をを用意するのも手です。工夫して介護負担を軽減させましょう。

4. 塩分・糖分と一緒にとるのもおすすめ

脱水予防に重要なのは、水分だけではありません。

水分ばかりをとると身体に吸収されにくくなり、血液が薄まって電解質のバランスが崩れることも。頭痛・嘔吐・意識混濁など、脱水によるせん妄と似た症状が現れるので、水だけの飲みすぎにも要注意です。

日本スポーツ協会は「熱中症予防」として、水分とともに0.1〜0.2%の食塩と糖質をとることを推奨しています。お茶だけだとなかなか手が進まない認知症の方には、お茶菓子を出してみましょう。

認知症の方は1回の食事量が少なくなりがちなので、栄養を補助する意味でも一石二鳥。その後の食事や肥満に影響がない範囲で、お茶の時間を楽しく過ごしてみましょう。

5. むせる場合は「とろみ」を活用

高齢になると口腔内の感覚が鈍化したり、咽頭へ食べもの・飲みものを送り込む機能が低下したりと、嚥下機能全体が衰えます。むせ込みは誤嚥性肺炎につながるので要注意。

とくに認知症の方は嚥下障害が起こりやすいので、市販のとろみ剤を使って予防しましょう。

まとめ:脱水に要注意! 認知症の方には適切なサポートを

水分不足による症状は多岐にわたります。無気力や無表情といった目立ちにくい症状から、興奮やイライラといった全く逆の出方をすることもあり、「まさか脱水だったなんて!」というケースもしばしば。

とくに、認知症の方はもともとの症状と、水分不足による「せん妄」が似ていることから、身体からのサインが見過ごされがちです。体内の水分量が少ない高齢者にとっては軽度の脱水も不調の原因となるので、介護者は適切なサポートを心がけましょう。

なかなか飲み物が進まないこともあるかもしれませんが、無理強いは禁物。あくまで自然な形で促すのが理想です。

「お茶の時間にしませんか?」「一緒に飲みましょう」というように、ご本人にとっても介助者の方にとっても水分補給が心あたたまる時間になるといいですね。

【引用・参考資料】
● 日本スポーツ協会 『第5章スポーツと栄養
● 株式会社明治 『経管栄養の基礎シリーズ①
● 日本スポーツ協会 『スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック

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この記事を書いた人

遠藤紗織のアバター 遠藤紗織 ライター

社会福祉士・介護福祉士の国家資格を保有するWEBライターとして、専門知識を活かした情報発信を得意とします。これまでに数多くの記事を執筆し、福祉分野の深い洞察とリアルな体験をもとに、読者の理解を深め、興味を引く記事作りを心掛けています。誰もが安心して生活できる社会を目指し、情報の提供を通じてその一助となれればと思います。

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